展覧会
こわくて、たのしいスイスの絵本展 ご紹介その1
本日は、現在開催中の企画展「こわくて、たのしいスイスの絵本」の展示室のようすをご紹介します。
展示室1には、エルンスト・クライドルフ、ハンス・フィッシャー、フェリックス・ホフマン、3人の絵本画家の年譜とともに、彼らの手描き絵本やスケッチブックを展示しています。フィッシャーとホフマンは、自身の子どもに贈るために手描きの絵本を制作しました。
ハンス・フィッシャー《たんじょうび 手描き絵本》 (1947年)
「たんじょうび」は、3歳の誕生日を迎える次女のためにフィッシャーが手がけたもので、のちに出版されますが、こちらの手描き絵本は、世界で1点しかない貴重な絵本です。次女が好きだった動物がたくさん登場する物語になっており、娘に対するフィッシャーの愛情が伝わってきます。
企画展「こわくて、たのしいスイスの絵本」は、12月25日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。
(TH)