お天気はあいにくの雨ですが、しっとりと静かな美術館をお楽しみいただけます。

庭園は、モミジをはじめ青々とした新緑にあふれています。
そのなかで、いくつかお花が咲いていましたので、お知らせします。

庭園の池に流れ込む、小さな滝の横で見上げると、大きなハコネウツギの木に花が満開です。
開花中にだんだんと色が移り変わる花ですので、ひとつの枝に白からピンクのグラデーションの花がならびます。

芝生広場と地中館の間の川のほとりでは、カキツバタの花が開きました。

レストハウス前では、アヤメが満開です。
バラの蕾もほころび始めました。

小さな花たちを探しながらの庭園散策を楽しんでみてくださいね。

館内では、7月3日まで「コレクション 春 ー所蔵作品による名品展」を開催中です。美術館の庭園に花々が咲き誇る春から、池が睡蓮で満ちる初夏のころ、遺された貴重な建築物や美しい風景とともに、珠玉の逸品をお楽しみください。

（IK)