季節の庭園
タイサンボクとキキョウが開花しました
梅雨空の日々が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。明日は七夕です。きれいな夜空が見られると良いですね。
さて、当館の庭園では夏もさまざまな花でにぎわいます。本日はタイサンボクと桔梗をご紹介いたします。
タイサンボクはレストハウス付近から庭園の入り口へ入ってすぐに位置する高木です。濃緑の葉が茂るなかに、もくもくと白い花が見えます。モクレン科のなかで最も開花時期の遅いタイサンボクですが、今年は木のてっぺんのあたりに花をつけました。
下から見上げているだけだとわかりにくいのですが、実は花径が20センチほどもあります。さらに大きいものだと50センチ~60センチにもなるとか。
手に届く位置に咲いていたら手水鉢に生けることもできたのですが、今年はかなり高いところに花をつけたので難しく...。来年に期待です!
ズームして撮ってみると、虫が蜜を吸っているところでした。花の香りに誘われてやってきたようです。
地中館前の池のほとりには青紫のキキョウが開花しました。
アジサイやハンゲショウのそばですらっと姿を見せ、凛とした美しさが漂っています。
つぼみも膨らみ、色づき始めていますので、しばらく見ごろが続きそうです。
当館へお越しの際にはぜひ庭園も散策してみてくださいね。
皆さまのご来館をお待ちしております。
(M)