季節の庭園
当館庭園春爛漫です
本日は、春めく当館庭園をいろどる花々をご紹介いたします。
<ヤマブキ>
新元号「令和」の出典でも話題の万葉集にも登場する、古くから人々を魅了してきた花です。言わずと知れた山吹色は、この花の色にちなみます。
当館では八重のヤマブキと、
一重のヤマブキを目にすることができます。
<ライラック>
ハート形の葉をもつ可憐な花です。当館では白色のライラックが咲きます。穂のように集まって咲く姿が印象的ですね。こちらは地中館入り口付近にて目にすることができますので、地中館ご見学の際にぜひ探してみてください。
<ドウダンツツジ>
秋には紅葉に染まるドウダンツツジ、春は白い壺型の小さな花を豊富に咲かせています。
ほかにも、
スミレや
白地に青い斑点と黄色の模様が映えるシャガ、
うす紅色の丸っこい花びらが可愛らしいカリン
遅咲きの八重のツバキなど、
色とりどりの花々が庭園の中に咲きそろっています。
そしてまた、あちらこちらからホトトギスの鳴き声が聞こえてくるようになりました。耳を澄ませてみると、それぞれのさえずりには個性があり、とても面白いです。
春の日差しが降りそそぐなか、当館庭園を散策してみてはいかがでしょうか。
(M)