展覧会
「櫛・かんざしとおしゃれ展」が開幕いたしました
「澤乃井櫛かんざし美術館所蔵 櫛・かんざしとおしゃれ展」が始まっております!
本日3日目となりますが、はやくも多くのお客様にご来館いただいております。
本展では、江戸時代の女性を華やかに演出した櫛・かんざしとともに、彼女たちのおしゃれの様子をあらわした浮世絵をご紹介します。
本展の大部分を占める櫛には、桜、梅、菊など女性らしさを演出する定番の文様以外にも、とんぼや蛍、物語絵が描かれたもの、また長崎出島風景図や日本地図など個性的な文様も見られます。
おしゃれに自分らしさや個性を求める女性の気持ちは、江戸時代も現代も変わらないのかもしれません。
また、櫛・かんざしを身に着ける女性が描かれた浮世絵の展示もございます。
現代において櫛やかんざしを日常的に身に着けることは少なくなりましたが、浮世絵は櫛やかんざしがどのように使われていたのかを今に伝えてくれます。
日本髪を結っていた女性に愛された櫛・かんざしたちは、現代の私たちにもときめきを届けてくれることと思います。
みなさまのご来館を心よりお待ちしております!
(K)