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【京都府立植物園】7年ぶりの開花! バンダ・ルゾニカ 'オオヤマザキ'

一昨日の24日に京都府立植物園で7年ぶりに「バンダ・ルゾニカ 'オオヤマザキ'」が開花したとのニュースが届きました。

大山崎山荘を建てた大阪の実業家 加賀正太郎は、山荘の裏手に温室を建て、当時はたいへん珍しかった洋蘭を育てていました。そして加賀は、育てた蘭をモチーフに植物図譜「蘭花譜」を監修・制作いたしました。

今回、府立植物園で開花したという「バンダ・ルゾニカ 'オオヤマザキ'」は、その蘭花譜にも描かれています。

20171225_152030.jpgバンダ・ルゾニカはフィリピンのルソン島原産で、草丈は1メートル以上に育ちます。この写真でもかなり背が高いことが分かりますね!こちらは2メートル近くはあるのではないでしょうか?

20171225_152134.jpg

白と紫の花がとても美しいですね。蘭花譜にある絵とそっくりです。
この品種は、茎の上部から20~30センチの花茎を伸ばし、10花ほどつけるのですが、選抜個体にのみ「オオヤマザキ」の名前がつけられます。

蘭の栽培は非常に難しく、加賀も苦労していたとあります。今回も7年ぶりの開花ということで、改めて蘭栽培の難しさを感じますね。

次にこのお花を見ることができるのは一体いつになるのでしょう・・・?

府立植物園の年内の開館は明日まで!

ぜひ、植物園までおでかけください☆(Y)