絵画
棟方志功
《華厳譜》
制作時期
1936年頃
サイズ
(本紙) 縦30×横61cm


本作は、棟方志功が日本の神仏やキリスト教などに多く想を得ながら、初めて宗教的主題にとり組んだ作品です。華厳経の本尊であり、太陽神がもとになって生まれた「毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)」を中心とした華厳経の世界に加え、不動明王や風神、雷神など華厳経に出てこない諸神諸仏も織りまぜられており、棟方独自の境地を開拓しています。