クロード・モネ
クロード・モネ
《日本風太鼓橋》
制作時期
1918-1924年
サイズ
縦89×横93cm

ジヴェルニーのモネの庭につくられた池には、日本風の太鼓橋がかけられました。モネは、この太鼓橋を主題に多くの作品を生みだしました。本作は、モネが白内障を患った時期に描かれたものです。大気のヴェールをまとったような画面からはその影響がみてとれますが、筆致は非常に力強く生気に満ちています。最晩年を迎え、視力が衰えてもなお旺盛な画家の創作意欲が感じられます。