濱田庄司
濱田庄司
《琉球赤絵丸文抱瓶(りゅうきゅうあかえまるもんだちびん)》
制作時期
1959年頃
サイズ
縦8.1×横17.9×高さ11cm

濱田庄司は、栃木県の益子町に移った30歳のころから、厳しい寒さを迎える冬には毎年妻子をともなって沖縄に赴き、壺屋の窯で仕事をしました。本作も、沖縄の壺屋で焼かれたものです。抱瓶とは、沖縄地方で用いられる携帯用の酒瓶で、腰に付けやすいように胴の横断面が三日月形をしています。