工芸
芹沢銈介
《益子窯出し》
制作時期
1940年代
サイズ
(本紙) 縦80×横34.6cm

濱田庄司は、1930年に栃木県芳賀郡益子町の農家を購入して窯場を設け、以後一貫して益子で作陶をつづけました。本作は、その益子の濱田窯でバーナード・リーチが窯出しをしている様子を、芹沢がいきいきと染めあげた作品です。煙を上げる登り窯を中心に、長屋門や堂々とした住居、細工場などがみられます。