陶磁器
《李朝 白磁染付漢江図瓶(はくじそめつけかんこうずへい)》
制作時期
18世紀
サイズ
縦21.5×横21.5×高さ41.1cm
堂々とした白磁の瓶の両面には、川を渡る漁船の図が見られます。おそらく朝鮮半島を流れる漢江の景色でしょう。薄い藍色の破線で表現された水面は、簡潔ながら水の流れを感じさせてくれます。
構えたところのない淡々としたたしかな筆の運びで、のどかな漁村の姿が描かれ、朝鮮王朝時代の陶画工の手により詩情あふれる絵となっています。