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展覧会

ジョルジュ・ルオー ―いつくしむまなざし、祈りの筆あと ご紹介その2

現在、企画展「開館30周年記念 ジョルジュ・ルオー ―いつくしむまなざし、祈りの筆あと」を開催中です。
本日は、「夢の箱」(山手館)のようすをご紹介します。


こちらには、当館所蔵のルオーの作品4点と、日本国内でルオー研究の拠点となっているパナソニック汐留美術館から所蔵作品約35点をお借りして展示しています(会期中、一部展示替えがあります)。


《非難する人たち(エクソドゥス)》 1948年 パナソニック汐留美術館蔵


エクソドゥスとは旧約聖書に書かれた『出エジプト記』のことで、モーセに率いられたイスラエルの民がエジプトから脱出する物語です。ルオーはこの物語をモチーフに、打ちひしがれて歩く人々の姿を1900年代半ばごろから手がけるようになりました。

夜も明けきらない薄暗い中、うつむきながら歩く家族。朝日が昇りはじめ、彼らの影が足元に長く伸びる道をひたすら歩くことになるのでしょう。
この作品は1948年に描かれたものですが、第一次世界大戦や第二次世界大戦のさなか、戦火を逃れて疎開したルオー自身の経験も影響したのではないでしょうか。


企画展「開館30周年記念 ジョルジュ・ルオー ―いつくしむまなざし、祈りの筆あと」は、12月6日(日)まで開催中です。

みなさまのお越しをお待ちしております。

(TS)