共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより ご紹介その6
現在、企画展「開館30周年記念 山本爲三郎・河井寬次郎没後60年記念 共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」を開催中です。
本日は、本館2階展示室3と喫茶室の展示についてご紹介します。
濱田は1930年に益子に住居を構え、敷地内に登り窯を作り、益子での作陶を本格的にはじめます。イギリスでその土地固有の素材を生かすことの重要性を学んだ濱田は、益子の土と釉を駆使し作品を制作しました。
1940年頃には作風が確実なものになり、益子での活動も順調でしたが、やがて、軍による統制が厳しくなります。益子の陶器産業を守るため、燃料の確保とひきかえに軍需品も生産しました。濱田は、戦況が悪化しても作陶をやめることはなく、窯に火を灯しつづけました。
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《青柿掛分白流掛大鉢》1960-70年代
戦後、活気をとり戻した益子で、濱田も精力的に作品を発表しました。
晩年にはこのような大鉢も制作しており、衰えを知らない生命力を感じます。
1972年に刊行された作品集『濱田庄司七十七盌譜』には、「私の陶器の仕事は、京都で道を見つけ、英国で始まり、沖縄で学び、益子で育った」と記されています。古今東西のやきものに学んだ濱田は自ら咀嚼しながら、さまざまな作品に挑戦しました。
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このたび、当館所蔵の濱田作品をすべて掲載した『濱田庄司作品集』を発行しました!当館所蔵の濱田作品がすべて掲載された作品集です。ミュージアムショップにて販売しておりますので、ご来館の際はぜひお手にとってご覧ください。
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企画展「開館30周年記念 山本爲三郎・河井寬次郎没後60年記念 共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」は、9月6日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。
(TS)

