展覧会
共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより ご紹介その1
現在、企画展「開館30周年記念 山本爲三郎・河井寬次郎没後60年記念 共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」を開催中です。
本日は、展示室のようすをご紹介します。
第1章「民藝前夜」では、河井と濱田の初期作品を中心に展示しています。
二人の出会いは1913年、東京高等工業学校(現東京科学大学)窯業科の先輩後輩としてでした。1914年に河井が卒業し京都市陶磁器試験場に技手として入ると、2年後濱田も河井を追って試験場に入所します。二人はそこで釉薬の研究と試作にとり組みました。
京都市陶磁器試験場を辞した後、1920年に河井は京都市五条坂に住居と陶房を構え作陶します。一方濱田は、バーナード・リーチに誘われてイギリスに渡り窯を築き、現地の作家と交流しながら、伝統的な技法を用いたスリップウェアの作陶に成功します。 濱田がイギリスからもち帰ったスリップウェアを見た河井は感銘を受け、その手法を自身の作品にとり入れました。
18世紀にイギリスで作られたスリップウェア、濱田と河井のスリップウェア、あわせてお楽しみください。
企画展「開館30周年記念 山本爲三郎・河井寬次郎没後60年記念 共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより」は、9月6日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。
(TS)

