イベント&ワークショップ
講演会「絵画作品の損傷と保護」を開催しました
現在開催している企画展「美術館で大航海! ~コレクションをたどって世界一周~」の関連イベントとして、11月1日(土)に講演会を開催いたしました。
講師は、当館の作品の修復に長年携わる紙本修復家、川村朋子氏です。
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技法による断面図の図解からはじまり、シミ・虫食い・カビ・波打ちなど、損傷につながる事例を画像つきでご紹介された後、最後に対策を解説いただきました。
絵画は額や裏板、厚みを調整する紙など、関わるすべての材料に気をつけないとすぐに傷んでしまう繊細なものであることを再認識しました。
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お越しになったお客様からは、「普段美術館で絵は見ていても、それを最も良い状態で見ているんだというところまで思いがいっていなかったので、今後はそれをふまえて見ていきたい」「何が絵にとって良い環境なのか、知ることができて良かった」といったご感想をいただきました。
大切な作品を長くのこしていくために、損傷と保護についてご興味を持っていただく良いきっかけとなっておりましたら幸いです。
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美術館に展示されている作品だけでなく、みなさまの家に飾っている絵画も、定期的に保存や保護の視点でご覧になってみてくださいね。
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企画展「美術館で大航海! ~コレクションをたどって世界一周~」は、12月7日(日)まで開催中です。
本日から最終日まで、12月1日(月)も含め、休館日なしで毎日開館いたします。
このほど新たに修復いただいた2作品も本展でお披露目しています。ぜひ探してみてください。
紅葉で彩られた庭園とともに、展覧会をどうぞお楽しみください。
(TY)

