展覧会
美術館で大航海! ~コレクションをたどって世界一周~ ご紹介その4
現在、企画展「美術館で大航海! ~コレクションをたどって世界一周~」を開催中です。
本日は中近東から、中国、朝鮮へと船を進めていきましょう!
イスラム教の礼拝堂モスクの建築タイルをイメージして作られた、ブルーの展示ケースが目を引きます。
こちらの展示室2には、中近東ゆかりの作品を展示しています。
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訪れる土地での新たな出会いや発見は、旅の醍醐味でもあります。展示中の作品には、さまざまな動物が描かれたものがありますので、一部をご紹介しましょう。
《ペルシア 染付花鳥文壺》16世紀
《ペルシア 獣文鉢》13‐14世紀
チーターでしょうか。斑点模様の動物が、鉢の内側に描かれています。
さらに隣の山本記念展示室に入ると、こちらの作品が出迎えてくれます。
《李朝 白磁染付水鳥形水滴》19世紀
羽毛の模様まで細かく線がほどこされています。本来、書道の硯に差す水を入れておくための容器ですが、置物としても重宝されたのかもしれませんね。こちらは今回が初公開の作品です。
他にも動物が隠れた作品がありますので、新たな発見をお楽しみください。
企画展「美術館で大航海! ~コレクションをたどって世界一周~」は、12月7日(日)まで開催中です。
みなさまのお越しをお待ちしております。
(TH)

