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開催予定

開館30周年記念

山本爲三郎・河井寬次郎没後60年記念 共鳴 河井寬次郎×濱田庄司 ―山本爲三郎コレクションより

2026年3月20日(金・祝)-9月6日(日)

朝日麦酒株式会社(現アサヒグループホールディングス株式会社)初代社長・山本爲三郎(1893-1966)は、民藝運動をその初期から篤く支援していました。当館所蔵の山本爲三郎コレクションは、民藝運動の中心的人物であった河井寬次郎(1890-1966)と濱田庄司(1894-1978)の作品が主要な部分をしめています。東京高等工業学校(現東京科学大学)で出会い、京都市陶磁器試験場でともに研鑽を積んだ河井と濱田は、1926年、思想家・柳宗悦らと民藝運動を創始、その後も生涯を通じて深い親交を結びました。若き魂を共鳴させた二人の人生をたどりながら、それぞれの道を追求しつづけた両者の作品の魅力をご紹介します。

主な展示作品

「1914年頃 河井と濱田」(河井寬次郎記念館 提供)
濱田庄司《柿釉蝋抜格子文筥》 1970年頃 当館蔵
河井寬次郎《海鼠釉筒描花文筥》 1943年頃 当館蔵
濱田庄司《青柿掛分白流掛大鉢》 1960-70年代 当館蔵
河井寬次郎《筒描花文鉢》 1953年頃 当館蔵
濱田庄司《鉄釉黍文瓶》 1940年頃 当館蔵
河井寬次郎《青磁釉辰砂差瓶》 1924年頃 当館蔵