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開催終了

生誕130年 河井寬次郎展 ―山本爲三郎コレクションより

2020年3月20日(金)-2021年3月7日(日)

河井寬次郎(1890–1966)の生誕130年を記念する展覧会を開催いたします。1920年、京都の五条坂に窯を求めて「鐘渓窯」と命名し、以来、河井は同地を拠点に活躍しました。中国や朝鮮の古作にならった精妙な作品を発表した初期を経て、柳宗悦(1889–1961)らと民藝運動を創始し、生活に根ざしたうつわを追求するようになります。戦後は、既存の概念にとらわれない自由な作風に転じていきました。没後半世紀以上が経過する現在もなお、河井の手がけた多彩な作品は私たちを魅了しつづけています。

 民藝運動の支援者であったアサヒビール初代社長山本爲三郎(1893-1966)は、生涯にわたり河井と親交をもちました。本展では、山本家から当館に寄贈され、開館以来、当館所蔵品の軸である山本爲三郎コレクションを中心に、初期から晩年まで、河井寬次郎の貴重な作品約110点を一挙に公開します。

会期

2020年3月20日(金・祝)-2021年3月7日(日)
午前10時~午後5時 ※最終入館は午後4時30分まで

休館日

月曜(ただし、祝日の場合は翌火曜/9月22日は開館、23日は休館)
年末年始休館:2020年12月28日(月)~2021年1月4日(月)

主催

アサヒビール大山崎山荘美術館

入館料

※団体(20名以上)の受け入れは、当面の間中止いたします。

一般
900円(団体:800円)
高・大学生
500円(団体:400円)
中学生以下
無料
障害者手帳をお持ちの方
300円
後援

京都府、大山崎町、大山崎町教育委員会、京都新聞、読売新聞京都総局、朝日新聞京都総局、毎日新聞京都支局、産経新聞社京都総局、中日新聞京都支局、エフエム京都

主な展示作品

《筒描花文額皿》
1950年
アサヒビール大山崎山荘美術館蔵
《海鼠釉片口》
1933年頃
アサヒビール大山崎山荘美術館蔵
《筒描花文鉢》
1953年頃
アサヒビール大山崎山荘美術館蔵
《三色打釉手壺》
1961年
アサヒビール大山崎山荘美術館蔵

関連企画

申込受付終了

講演会「祖父・河井寬次郎のこと」

日程

2021年1月31日(日)13:00 - 14:30

講師

鷺 珠江(さぎ たまえ)氏(河井寬次郎記念館学芸員)

定員

30名、要申込(先着順)

会場

大山崎ふるさとセンター
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字竜光3
※アサヒビール大山崎山荘美術館では開催いたしません

参加費

無料

参加受付

返信可能なFAXまたは往復はがきで
(1)参加者全員分の氏名
以下、代表者のみ
(2)住所 (3)電話番号 (4)FAX番号
をご記入のうえ、お申し込みください。参加証をご返信いたします。
アサヒビール大山崎山荘美術館 「イベント係」
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
FAX:075-957-3126
※申込は1回につき2名様まで
※往復はがきの場合は、2021年1月23日(土)必着
※電話・メールによる受付はいたしません
※定員に達し次第、当館ウェブサイト・公式Facebookでお知らせいたします