江戸時代、女性たちは身分や職業によって服装や装飾品を規制されていました。しかし、そのような制限のなかで、女性たちは髪飾りに個性を求め、職人が創意工夫をこらした多種多様な櫛やかんざしで自らを飾り、おしゃれを楽しんでいました。
東京都青梅市にある澤乃井櫛かんざし美術館には、祇園に生まれ、舞妓となり、後に東京で料亭の女将として多くの人を魅了した岡崎智予(1924-1999)が収集した作品が所蔵されています。
所蔵品には、文化が爛熟し工芸的技術が最も高い水準に達した江戸後期のものをはじめ、尾形光琳(1658-1716)、酒井抱一(1761-1829)、原羊遊斎(1769-1845)ら高名な美術家による逸品も含まれています。
本展では、日本の工芸の粋を凝縮した櫛、かんざしとともに、当時の風俗を伝える浮世絵をあわせた約300点をご紹介します。
会期 |
2018/12/15(土) - 2019/2/24(日) |
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休館日 |
月曜日 |
主催 |
アサヒビール大山崎山荘美術館 |
入館料 |
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後援 |
京都府、大山崎町、大山崎町教育委員会、京都新聞、読売新聞京都総局、朝日新聞京都総局、毎日新聞京都支局、産経新聞社京都総局、中日新聞京都支局、エフエム京都 |
協力 |
澤乃井櫛かんざし美術館、ポーラ文化研究所 |
監修 |
村田 孝子(ポーラ文化研究所) |
企画協力 |
田辺 千香子、アートインプレッション |
主な展示作品
江戸時代 澤乃井櫛かんざし美術館蔵
江戸時代 澤乃井櫛かんざし美術館蔵
江戸時代 澤乃井櫛かんざし美術館蔵
江戸時代 澤乃井櫛かんざし美術館蔵
1869年 ポーラ文化研究所蔵
関連企画
講演会 「黒髪の美しさと櫛・かんざしの世界」
日程 | 2019年1月19日(土) |
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講師 | 村田孝子氏(ポーラ文化研究所シニア研究員) |
定員 | 50名、要申込(先着順) |
会場 | 当館展示室 |
参加費 | 無料、ただし美術館入館料は別途必要 |
参加受付 | 返信可能なFAXまたは往復はがきで |
ギャラリートーク
日程 | 本展覧会中の第2、第4土曜日 |
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内容 | 学芸員が本展覧会の見どころを解説いたします |
会場 | 当館展示室 |
参加費 | 無料、ただし美術館入館料は別途必要 |
クリスマスウィーク スペシャルコンサート
日程 | チェロ二重奏 |
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内容 | 京都市立芸術大学音楽学部の学生によるコンサート |
会場 | 当館本館 |
参加費 | 無料、ただし美術館入館料は別途必要 |
協力 | 京都市立芸術大学キャリアデザインセンター |