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開催終了

開館20周年記念  うつくしいくらし、あたらしい響き ― クロード・モネ

2016年9月17日(土)-2016年12月11日(日)

エトルタ、アルジャントゥイユ、ロンドンと創造の源泉を求めて旅に明け暮れたクロード・モネ(1840-1926)は、40歳代に入るとパリ近郊のジヴェルニーに居を定め、絵を描くように庭を造りました。草木の配置や花々の配合を細かく研究し、庭師を雇い、自身のイメージを現実の庭に再現したのです。庭に思索と安穏を見いだしたモネは、睡蓮を育てながら描きつづけ、やがて睡蓮の絵画に囲まれた部屋で人々がやすらぎを感じることを期待しました。当館が所蔵する《睡蓮》連作5点は、このジヴェルニーの庭で生まれた作品です。

 開館20周年を迎えた2016年は、奇しくもモネの没後90年にあたります。本展では、当館所蔵品の柱である印象派の巨匠モネに焦点を当て、所蔵する8点を一堂に公開するとともに、国内美術館等から厳選された珠玉の作品を合わせた20点で、モネの作品と生きた時代を振りかえります。

 絵画の新しい時代を切り拓くとともに、庭を造り、食を楽しみ、美しいくらしを追い求めたクロード・モネは、日本にあこがれ、最後にジヴェルニーの地に理想郷をつくりました。その作品群は、ここ大山崎で、同じく美を求めてこの地に集った人々の足跡と出合い、相互に響きあうことでしょう。それぞれのあたらしい目で捉えられた世界が、見るものに新鮮な驚きと喜びをあたえ、やすらぎへと導く機会になれば幸いです。

※  会期中展示替えを行います

会期

2016年9月17日(土)-2016年12月11日(日)
午前10時~午後5時 ※最終入館は午後4時30分まで

休館日

月曜日、9月20日、10月11日
※ただし9月19日、10月10日、11月21日・28日、12月5日は開館

主催

アサヒビール大山崎山荘美術館

入館料
一般
900円(団体:800円)
高・大学生
500円(団体:400円)
中学生以下
無料
障害者手帳をお持ちの方
300円
後援

京都府、大山崎町、大山崎町教育委員会、京都新聞、
読売新聞京都総局、朝日新聞京都総局、毎日新聞京都支局、
産経新聞社京都総局、中日新聞京都支局、エフエム京都

主な展示作品

クロード・モネ≪睡蓮≫
1907年
アサヒビール大山崎山荘美術館
クロード・モネ≪エトルタの朝≫
1883年
アサヒビール大山崎山荘美術館
クロード・モネ≪テームズ川のチャリング・クロス橋≫
1903年
吉野石膏株式会社(山形美術館に寄託)
クロード・モネ≪ル・プティ=ジュヌヴィリエにて、日の入り≫
1874年
姫路市立美術館(國富奎三コレクション)

※ 展示期間: 9月17日(土)-10月30日(日)

関連企画

申込受付終了

日程

2016年9月24日(土) 14:00-15:00

ゲスト

千足伸行氏(成城大学名誉教授、広島県立美術館長)

プロフィール

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東京大学文学部卒業後、TBSを経て国立西洋美術館に勤務。

1970年西ドイツ政府給費留学生としてミュンヘンに留学。
帰国後、国立西洋美術館主任研究官、成城大学文芸学部教授を歴任し、数多くの展覧会を監修。
西洋美術史の研究のみならず、その啓蒙と普及活動を長年にわたり牽引してきた。
主な著作:『ロマン主義芸術 フリードリヒとその系譜』(美術出版社)、『ゴッホを旅する』(論創社)、『交響する美術 ルネサンスからピカソまで』(小学館)、『もっと知りたい 世紀末ウィーン』(東京美術)、『隠れ名画の散歩道』(論創社)ほか

定員

50名、要申込(先着順)

会場

当館展示室2

参加費

無料、ただし美術館入館料は別途必要

参加受付

返信可能なFAXまたは往復はがきで
(1)イベント番号・日時 (2)参加者全員分の氏名
以下、代表者のみ
(3)住所 (4)電話番号 (5)FAX番号
をご記入のうえ、「イベント係」まで
FAX:075-957-3126
※申込は1回につき2名様まで
※対象は中学生以上
※往復はがきの場合は、参加希望日1週間前必着
※電話・メールによる受付はいたしません
※定員に達し次第、当館ウェブサイトでお知らせいたします

申込受付終了

講演会 2.「モネの技法」

日程

2016年9月25日(日) 14:00-15:30

ゲスト

森直義氏(修復家、森絵画保存修復工房代表)

プロフィール

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成城大学大学院美学美術史専攻博士課程前期終了後、ベルギー・ブリュッセルに8年半滞在して修復を学ぶ。

国立ラ・カンブル視覚芸術高等専門学校保存修復課程修了。
1994年森絵画保存修復工房設立。
2009年から2015年まで東北芸術工科大学文化財保存修復学科教授。
印象派絵画をはじめ多数の油彩画、テンペラ画、混合技法画の修復を手がけている。
主な著作:『修復からのメッセージ』(ポーラ文化研究所)

定員

50名、要申込(先着順)

会場

当館展示室2

参加費

無料、ただし美術館入館料は別途必要

参加受付

返信可能なFAXまたは往復はがきで
(1)イベント番号・日時 (2)参加者全員分の氏名
以下、代表者のみ
(3)住所 (4)電話番号 (5)FAX番号
をご記入のうえ、「イベント係」まで
FAX:075-957-3126
※申込は1回につき2名様まで
※対象は中学生以上
※往復はがきの場合は、参加希望日1週間前必着
※電話・メールによる受付はいたしません
※定員に達し次第、当館ウェブサイトでお知らせいたします

申込受付終了

講演会 3.「モネ 画家の愛した庭と食」

日程

2016年10月2日(日) 14:00-15:30

ゲスト

林綾野氏(キュレイター、アートライター)

プロフィール

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展覧会の企画、制作、美術書の執筆を手がける。美術作品との新しい出会いを提案するために、画家の芸術性と合わせてその人柄や生活環境、食の趣向などを研究・紹介。レクチャーやギャラリートークなどを通じて美術鑑賞・普及の活動を行う。
主な著作:『画家の食卓』、『モネ庭とレシピ』、『絵本でよむ画家のおはなし ぼくはクロード・モネ』(全て講談社)、『浮世絵に見る江戸の食卓』(美術出版社)など多数。
近年企画した展覧会『熊谷守一展』『安野光雅のふしぎな絵本展』など。

定員

50名、要申込(先着順)

会場

当館展示室2

参加費

無料、ただし美術館入館料は別途必要

参加受付

返信可能なFAXまたは往復はがきで
(1)イベント番号・日時 (2)参加者全員分の氏名
以下、代表者のみ
(3)住所 (4)電話番号 (5)FAX番号
をご記入のうえ、「イベント係」まで
FAX:075-957-3126
※申込は1回につき2名様まで
※対象は中学生以上
※往復はがきの場合は、参加希望日1週間前必着
※電話・メールによる受付はいたしません
※定員に達し次第、当館ウェブサイトでお知らせいたします

申込受付終了

アサヒ ラボ・ガーデン提携企画 レクチャー 「クロード・モネとうつくしいくらし」

日程

2016年11月5日(土) 14:00-15:00

講師

当館学芸員

定員

40名、要申込(抽選)

内容

企画展の理解をより深めるためのレクチャー

会場

アサヒ ラボ・ガーデン
(最寄:JR大阪駅・各線梅田駅)
※美術館では開催いたしません

参加費

無料

申込方法

2016年10月上旬よりアサヒ ラボ・ガーデンのウェブサイトで受付開始

申込受付終了

ギャラリートーク

日程

本展覧会中の第2、第4土曜日
(2016年9月24日、12月10日を除く)14:00-14:30

内容

当館学芸員が本展覧会の見どころを解説いたします

会場

当館展示室

参加費

無料、ただし美術館入館料は別途必要