絵画
アメデオ・モディリアーニ
《少女の肖像(ジャンヌ・ユゲット)》
制作時期
1918年
サイズ
縦91.5×横60.5cm

なで肩から伸びる長い首、その上にのる傾いた楕円形の頭部、両手をひざの上で組んだポーズは、モディリアーニの描く人物像の特徴です。そこには、ブランクーシや14世紀イタリアのシエナ派、アフリカの彫刻などからの影響が認められます。少女が誰であるかは不明ですが、「ジャンヌ」、あるいは「ユゲット」とよばれていたといいます。