絵画
加賀正太郎(監修)
『蘭花譜』
制作時期
1946年






加賀正太郎が大山崎山荘[現在の美術館本館]を住まいにしていた当時、山荘は洋蘭栽培の一大拠点として名を馳せていました。ここで栽培されていた蘭の花を描いた『蘭花譜』は、木版画83点、カラー図版14点、単色写真図版7点の104点で構成された植物図譜です。木版画は浮世絵の技術を採用しており、美しい色彩や技法は美術的、学術的にも優れた資料として高い評価を得ています。