1. 所蔵品
  2. 濱田庄司
  3. 濱田庄司《白釉胴紐注瓶(はくゆうどうひもちゅうへい)》

濱田庄司

濱田庄司

《白釉胴紐注瓶(はくゆうどうひもちゅうへい)》

制作時期

1960年頃

ビール会社を経営していた山本爲三郎のコレクションには、ピッチャーの類が多く含まれています。若き日にバーナード・リーチとともにイギリスへ渡った濱田庄司は、現地で数々の注瓶を実見し、その作りかたを研究しました。本作は、中世英国陶の形を踏襲したものです。胴紐を回した力強い姿、注ぎ口の細工、把手の取りつけ、すべてに堂々とした格が感じられます。