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陶磁器

マイケル・カーデュー

《ガレナ釉櫛描大鉢》

制作時期

1930年頃

サイズ

縦49×横49×高さ9cm

櫛描(くしがき)が鮮やかで堂々とした本作は、パンなどの捏(こ)ね鉢で、ミルクこぼしの口がついています。バーナード・リーチの一番弟子であったマイケル・カーデューの名は、日本ではあまり馴染みがありませんが、イギリス陶磁史に欠かすことのできない存在であり、現地では師と同様に高い評価を受けています。カーデューは、リーチを介して日本の民藝運動とも関わり、カーデューの貴重な優作である本作は、リーチや濱田庄司が世話人となり大阪で頒布会を行った際に山本爲三郎が購入したものと思われます。