企画展のご案内

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英国叙景
ルーシー・リーと民芸の作家たち

休館日  /
月曜(祝日の場合は翌火曜、ただし11月17日、25日、12月1日、8日は開館)
[年末年始休館]2014年12月26日(金)- 2015年1月2日(金)
開館時間 /
10:00-17:00(最終入館 16:30)
入館料  /
一般900円(800円)、高大生500円(400円)、中学生以下無料、
障害者手帳をお持ちの方300円  ※( )内:20名以上の団体
主 催   /
アサヒグループ大山崎山荘美術館
後 援   /
京都府、大山崎町、大山崎町教育委員会、京都新聞、 読売新聞京都総局、
毎日新聞京都支局、エフエム京都

オーストリアのウィーンに生まれた陶芸家ルーシー・リー(1902-1995)は、1938年、戦争の危機が迫るなか、イギリスに渡ります。ロンドンに居を定め、服のためのボタン制作をしながら困窮に耐え作陶を再開し、やがて静謐さに満ち洗練された都市の陶芸ともいえる作品を制作しつづけました。
リーは、ロンドンでの制作を始めたころ、バーナード・リーチ(1887-1979)を訪ねます。イギリス陶芸界の第一人者であったリーチとの交流は生涯にわたってつづき、リーチを介して、柳宗悦(1889-1961)や濱田庄司(1894-1978)とも知遇を得ました。リーチとともに日本からイギリスへ渡り、現地で伝統的な登り窯の築窯に尽力した濱田庄司、イギリスからもたらされた伝統的なスリップウェアに触発され、自らの作品に取り入れた河井寬次郎(1890-1966)など、民芸運動の担い手たちには、それぞれにイギリスとの出会いがありました。
本展では、ルーシー・リーとバーナード・リーチの作品を中心に、民芸運動の担い手たちの英国像が映しだされた作品群もご紹介します。
あわせて関連展示として、美術館本館である「大山崎山荘」を建設した実業家・加賀正太郎(1888-1954)とイギリスの深い絆を示す遺品である版画集『蘭花譜』を展示いたします。
※会期中展示替えを行います

【企画展 「英国叙景」 主要な展示作品】

  • ルーシー・リー
    《茶釉線文鉢》
    1960-70年代頃
    磁器 9.4(h)×24.2cm
    Estate of the artist
  • バーナード・リーチ
    《スリップウェアペリカン図大皿》
    1930年
    陶器 9.0(h)×43.5cm
  • 濱田庄司
    《白釉胴紐注瓶》
    1960年頃
    陶器 25.2(h)×15.8cm
  • 河井寬次郎
    《スリップウェア線文鉢》
    1930年頃
    陶器 6.0(h)×21.3cm


アサヒ ラボ・ガーデン提携企画 「ルーシー・リーと民芸の作家たち」

◆日 時 :
2014年11月1日(土) 14:00-15:00
◆講 師 :
当館学芸員
◆会 場 :
アサヒ ラボ・ガーデン(最寄:JR大阪駅・各線梅田駅) 
※美術館では開催いたしません
http://www.asahigroup-holdings.com/research/labgarden/
◆内 容 :
企画展の理解をより深めるためのレクチャー
◆参加費 :
無料
◆定 員 :
40名、要申込(抽選)
◆申込方法 :
10月上旬よりアサヒ ラボ・ガーデンのウェブサイト上で受付開始
アサヒ ラボ・ガーデンのホームページよりご応募ください
※こちらのイベントは終了いたしました。

アサヒ ラボ・ガーデン提携企画 「アサヒグループ大山崎山荘美術館 -夢みる館の物語」

◆日 時 :
2014年12月19日(金) 18:30-19:30
◆講 師 :
当館学芸員
◆会 場 :
アサヒ ラボ・ガーデン(最寄:JR大阪駅・各線梅田駅) 
※美術館では開催いたしません

http://www.asahigroup-holdings.com/research/labgarden/
◆内 容 :
大正から昭和初期に活躍した実業家・加賀正太郎による英国風山荘「大山崎山荘」は、数奇な運命をたどり「アサヒグループ大山崎山荘美術館」として生まれ変わりました。加賀をはじめ、アサヒビール初代社長・山本爲三郎やニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝ら、山荘に去来した人びとの「夢」を手がかりに、美術館の歴史を紐解きます。
◆参加費 :
無料
◆定 員 :
各回40名、要申込(抽選)
◆申込方法 :
11月上旬よりアサヒ ラボ・ガーデンのウェブサイト上で受付開始。
アサヒ ラボ・ガーデンのホームページよりご応募ください。
※こちらのイベントは終了いたしました。

ギャラリートーク

◆日 時 :
本展覧会中の第2、第4土曜日 14:00-14:30
◆会 場 :
当館展示室
◆内 容 :
当館学芸員による展示の見どころ解説
◆参加費 :
無料、ただし美術館入館料は別途必要
※事前申込不要

クリスマス特別企画 「オルゴール・モーニング」

◆日 時 :
2014年12月16日(火)-12月25日(木) 11:00-11:20
◆講 師 :
当館学芸員
◆会 場 :
アサヒグループ大山崎山荘美術館 本館2階
◆内 容 :
本館2階に設置しているポリフォン・ムジクヴェルケ社(ドイツ)製オルゴールの「ミカド」は、同社で最大のディスクを使用するモデルで、豊かで力強い音色を特色としています
本イベントでは、学芸員によるディスクの交換実演や解説を交えながら3曲を演奏、ご紹介いたします
100年前より変わらない響きをじっくりとご堪能ください
◆参加費 :
無料、ただし美術館入館料は別途必要
※事前申込不要
※こちらのイベントは終了いたしました。

カフェ企画

リーガロイヤルホテル京都が当館喫茶室のために考案した、オリジナルスイーツを提供いたします

マカロンとサヴァラン風ケーキの取り合わせが楽しめるスイーツセット
グラスの中に冷たいシロップを入れてお召し上がりください

◆アクア・ヴィテ - 命の水 竹鶴ピュアモルトを贅沢に使用したサヴァラン風ケーキ&ゼリーに、ビスキュイチョコマカロンを添えて
日本のウイスキーの父・竹鶴政孝とその妻リタの物語に敬意を表する、大人のデザート
です


【2種類の特製ケーキ】

印象派の画家、クロード・モネが晩年を過ごしたジヴェルニーの邸宅の庭から着想を得ています

◆モネのガーデンセレクト 「ガトー・ド・マロン」 モネが晩年を過ごしたパリ郊外のジヴェルニー村
フランス産の栗ペーストをたっぷり使用したしっかりとした味わいのマロンケーキは、おだやかな秋の村の情景をイメージして


◆モネのガーデンセレクト 「ガトー・ド・プールプル」 ジヴェルニーの邸宅で、モネが作庭する際に影響を受けた日本の庭園
日本産の紫いもを使用したラムレーズンケーキは、モネが愛した睡蓮の花をイメージして


◆期 間 :
展覧会期間中
◆場 所 :
当館本館2階喫茶室
◆料 金 :
各500円(単品税込、美術館入館料は別途必要)
◆協 力 :
リーガロイヤルホテル京都
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